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車道を安全に走るポイント

自転車は車道走行が原則ですが、車道には自転車で走っていると危険に感じる障害物がいっぱいあります。交通法規上守るべき基本的なルールのほかに、道路上の危険を回避して安全に走るためのポイントをぜひ知っておきましょう。

 

ポイント1:道路の左端に寄りすぎず、少し右側を走る

安全走行のためには道路の左端に寄りすぎないことが大事です。自動車に抜かれることを考えるとちょっと怖いと感じますが、少し右側を走ることは、むしろ安全な走り方です。道路の左端は「小石や段差」といったパンクを誘発するリスクが高く、緊急な場合以外は避けて通るのが良いです。

 

ポイント2:道路上の障害物を知る

スポーツサイクルではできるだけ通らない方が良い「道路上の障害物」の例を4つ紹介します。タイヤが細くて高圧なスポーツサイクルではちょっとしたことでバランスを崩してしまう可能性があります。日頃から以下のような危険な箇所には近づかないように意識して走りましょう。

 

  • ①砂利やガラス片
  • ほとんどの道路は水はけを優先してセンターラインを頂点にかまぼこ状に傾斜しています。そのため道路の端には砂利などが溜まりやすくなります。踏んでしまうとパンクの危険性があるだけでなく、うっかりカーブでハンドルを取られると転倒の恐れがあります。

     

  • ②グレーチング
  • タイヤが細いロードバイクやクロスバイクは格子の間にタイヤが挟まってしまうケースが考えられます。グレーチングの上にはできるだけ乗らないようにしましょう。

     

  • ③マンホール
  • 雨が降った時に急激に滑りやすくなるのがマンホールです。アスファルトと比べて路面の摩擦が小さくなるので、ハンドル操作をすると滑ってしまう可能性があります。

     

  • ④アスファルトの剥げや隆起、継ぎ目
  • 段差や隆起を斜めに乗り越えようとすると、スポーツバイクの細いタイヤではタイヤを取られてバランスを崩してしまう可能性があります。

     

    ポイント3:障害物を見つけたら安全を確保して進路変更する

    路面の変化を見つけた際、急に進路変更すると事故を誘発するおそれがあります。路面の障害物を避けるときは後ろの車にわかりやすく手信号などで合図して自分の安全を確保してから進路変更するようにしましょう。
    道路上の危険な箇所を理解して、より安全にサイクリングを楽しみたいですね。